健民少年団(けんみんしょうねんだん)とは、日本全国規模の青少年活動の名称である。
発祥
1950年(昭和25年)、戦後の混乱期に子供たちに健康な環境を与えて社会悪から彼らを守るというこの急迫した課題解決のため、当時の神奈川県横浜市体育課が「子供の遊び場」設置運動を行なった。この「子供の遊び場」は、地域の有志によって編成された「子供の遊び場管理委員会」によって運営され、遊び場の利用については体育指導員(現在の健民指導員)の協力によって指導された。各地に「健民会」が誕生し、その後各地の「健民会」を組織して誕生したのが健民少年団である。
日本健民少年団連合
日本各地で活動している健民少年団が加盟する。全国大会を主催。
全国交歓大会
年1回、日本健民少年団連合に加盟する都市団が集まり、相互の交流や健民少年団活動の振興を目的として開催される
(回:開催日程:主管都市:宿泊場所:参加人数を記載)
各地の健民少年団
発祥当時は日本各地に健民少年団が存在したが、現在活動しているのは以下の11都市団である。
- 安城市健民少年団
- 大垣市健民少年団
- 小田原市健民少年団
- 新発田市健民少年団 - 新潟県新発田市で活動。
- 豊橋市健民少年団
- 秦野カヌー少年団
- 彦根市健民少年団
- 村上市健民少年団
- 守口市少年団
- 横浜市健民少年団 - 神奈川県横浜市を活動拠点とする組織。健民少年団発祥の団。
横浜市健民少年団
沿革
- 1950年(昭和25年) - 磯子町室の木に最初の子供の遊び場が開設される
- 1952年(昭和27年) - 第1回健民少年訓練会(金沢公民館)開催。約100名が参加。7月に都市交歓会(新潟県柏崎市へ出向)を行なう
- 1953年(昭和28年) - 横浜市健民少年団正式に発足。3月27日を健民少年団記念日と定める
- 1954年(昭和29年)1月25日 - 第1回新春大会を横浜フライヤージムで開催。
- 3月27日~29日 - 第1回全国都市健民少年交歓大会を横浜フライヤージムで開催。新潟~宮崎までの25都市445名参加。大会会長は当時の横浜市長の平沼亮三。
- 1962年(昭和37年)8月5日~8日 - 第7回全国大会を箱根小脇園にて開催。団創立10周年記念。23都市1250名参加。
- 1966年(昭和41年)11月6日 - 第1回健少オリンピックを三ツ沢競技場サブトラックにて開催。
- 1980年(昭和55年)8月2日~4日 - 第25回全国大会を横浜で開催。団員は民泊。横浜市健民少年団30周年記念大会
- 1989年(平成元年)7月28日~30日 - 第34回全国大会を横浜で開催。参加者多数のため2つの施設に分かれて宿泊。横浜市政100周年記念、横浜博覧会の見学などを行なう。
- 1999年(平成11年)7月30日~8月1日 - 第43回全国大会を横浜で開催。
- 2000年(平成12年)12月19日 - 団創立50周年記念行事を行なう。
- 2006年(平成18年)7月28日~30日 - 第50回全国大会を横浜で開催。三浦ふれあいの村へ宿泊。
構成
年齢によって以下に分類される。
- 隊員 - 小学校1年生~18歳未満。
- 指導員 - 18歳以上。
組織
- 団員 - 横浜市健民少年団に登録済みの隊員、指導員。
- 管区 - 横浜市の行政区を単位とした呼び方。現在存在している管区は、神奈川管区(神奈川区)、西管区(西区)、中管区(中区)、旭管区(旭区)の4管区。
- 隊 - 町内を単位とした活動の最小単位。団員は必ず隊に所属する。
活動
- キャンプやスキーなどの野外活動の他に、地域への奉仕活動(ボランティア)活動も行なっている。
- 他都市の健民少年団と都市交歓会という交流活動も行なう。
綱領
健民活動の基本となるもので、横浜市健民少年団では4つの綱領がある。
- 強い身体をつくります
- 自然を愛します
- 独立心を養います
- 良い社会を作ります
敬礼
綱領が4項目あることから、4本指(人差し指、中指、薬指、小指)を伸ばし、親指を曲げた形で敬礼を行なう。
団服・団帽
- 横浜市健民少年団には定められた団服、団帽、チーフ(ネッカチーフ)が存在する。
- 団服、団帽は団員共通だが、チーフは隊員が黄色、指導員は紺色のものを着用する。
脚注
参考文献
- 横浜市健民少年団創立30周年記念誌
- 横浜市健民少年団創立40周年記念誌
- 横浜市健民少年団50周年記念パンフレット
- 横浜市健民少年団団報「健民」
- 中管区打越隊20周年記念誌
関連項目
- 少年団
外部リンク
- “日本健民少年団連合” (2012年1月3日). 2012年5月7日閲覧。




