グランド・ビートボックス・バトル (Grand Beatbox Battle) 通常GBBと略される本大会は、スイスビートボックスにより主催されるビートボックス競技の国際大会である。

解説

3年に1度のBeatbox Battle World Championshipと並ぶ主要な大会と目され、大会はソロ部門、プロデューサー部門、ソロループステーション部門、タッグ部門、クルー部門など、異なる種目ごとにエリミネーションおよびトーナメント形式で競われる。

歴史

本大会は2009年にスイスで、ペポーニ(pepouni)として活動するアンドレアス・フラエフェルによって運営されるユーチューブ・チャンネルとスイスビートボックスにより初開催され、2011年から国際大会となった。大会は公式チャンネル、日本ではAbemaTVで生配信され、大会後には編集された本選動画や予選動画、大会中の良かったドロップ10選などがアップロードされる。なお、shoutoutと呼ばれる動画で世界の優れたビートボクサーを紹介している。
2020年大会は新型コロナウイルス拡大の影響を受け一部ルールを変更してオンラインでの開催となる。また、2021年大会ではGBB20のワイルドカード通過者も出場している。
2022年大会は組織再編等の理由で中止となった。
2023年には、日本で初開催をSwissbeatboxとテレビ朝日ミュージックの共同主催により実現しました。

また、日本国内予選として、テレビ朝日ミュージック主催の「BEATCITY JAPAN」が地方予選や日本大会を通じてGBB出場権をかけた予選を開催している。この日本大会は、日本のビートボクサーが国際舞台へ進出するための登竜門として位置づけられており、日本のビートボックスシーンの拡大や発展に寄与しています。

GBB24 TOKYOでは、SOLO、TAG-TEAM、LOOPSTATION、CREW、PRODUCERの5部門で競技が行われました。 3日間のイベントには、会場での観客動員数と生配信の視聴者数を合わせて約40万人が熱狂しました。

日本人選手の活躍 TAG-TEAM部門では、日本人タッグ「Jairo」(YAMORIとJohn-T)がフランスの強豪「FRESH TONIC」(PacmaxとBookie Blanco)との決勝を制し、初優勝を果たした。

SOLO部門には、日本の「BEATCITY JAPAN」2023年チャンピオンであり、当大会にて追加通過となったmomimaru、2024年チャンピオンのBly Crepsley、クルー「SARUKANI」のメンバーであるKAJIが出場。 KAJIはSOLO部門で4位に入賞した。

形式

出場方法

出場するためにはワイルドカードと呼ばれる自身の演奏動画を送り招待状を得る。もしくはGBB 7 to smoke、Asia Beatbox Championship、グレート・ノース・バトルなど特定の大会において優勝することで出場権を得られる。
ソロ部門とタッグ部門は上位3組、ループステーション部門は2名、クルー部門では優勝した組が次回大会の出場権を得る。それらの出場者が辞退した場合はワイルドカード枠が増える。

GBB23ではソロ・ソロループの部門にて、ワイルドカードを2回提出する形となった。

1回目の提出にてソロ部門で25位以内、ソロループ部門で20位以内にランクインした人のみが2回目のワイルドカードを提出でき、1回目と2回目の総合点数で本戦出場者を決まる形となった。

なお、この2回ワイルドカードを提出する形はGBB23のみの仕様となり、今現在GBB24以降では廃止となっている。

審査員

通常過去のGBB、もしくは他大会の優勝者、および業界のレジェンドによって構成され、引き分けを避けるために奇数のメンバー構成となっている。審査員自身も大会のエキシビジョンとして自らビートボックスを披露する機会がある。

種目

ソロ部門

自分の体から出た音のみでパフォーマンスを行う最もスタンダードな部門。
最初に4分のショーケースで予選を行い、上位8名(GBB21では16名)が決勝トーナメントに進出できる。
決勝トーナメントはバトル形式で行われ、一人90秒の2ラウンドで勝者が決まる。

ループステーション・ソロループステーション部門

GBB13から始まった、ループステーションと呼ばれるデバイスを使用しリアルタイムでビートボックスを加工して演奏する部門。
GBB21を除いてソロ部門のようなショーケースはなく、全てバトル形式で行われる(一人180 10秒の2ラウンド)。
当初はKORG kaoss padやBOSS RC300が使用されていたが、2013年にBOSS RC505が発売されるとそちらが主流となり、現在は使用が義務付けられている。
GBB21からは後継機種であるRC505 Mk.2の使用が許可された。
GBB23では部門の名称がソロループステーション部門に変わり、一部のmidiデバイスを除いたセカンドデバイスの使用が禁止された。それに伴い、後述のProducer Showcase部門が新設されている。GBB25からはLaunchpadの使用も制限された。

Producer Showcase部門

前述の理由によりGBB23から新設された部門。
従来のバトル形式ではなく、ショーケース形式で一人ずつパフォーマンスを行う。
楽器以外のデバイスの制限が無いためLine6のHelixシリーズやBOSS SY-1000をはじめとした従来のセカンドデバイスの他、LaunchpadやBomeboxといったmidiデバイス、Loopy proやAbleton LiveなどのDTMソフトも使用可能。メインデバイスも自由で、中にはRC505を使用しないルーパーもいる。

タッグ部門

2人のビートボクサーがタッグを組んで演奏する部門。基本的なルールはソロ部門と変わらないが、トーナメントに進めるのはショーケースの上位4組である。
チーム編成に関して国籍の制限は無く、過去3回出場しているShadow Sumoはフランス(K.I.M)とベルギー(Big Ben)のタッグチームである。

ループステーション・タッグ部門

GBB20で新設された部門。ループステーションを使用したタッグ部門である。

GBB21で初開催となったが、機械トラブルなどの多くの課題を残したことからGBB23以降では開催されなくなった。

クルー部門

2020年に新設された部門。3人から6人までのビートボクサーでチームを組んでパフォーマンスを行う。
初開催のGBB21ではショーケースのみで順位が決められたが、GBB23ではショーケース バトルの形式で行われた。
タッグ部門同様にメンバーの国籍に関する規定は存在せず、GBB21チャンピオンのM.O.Mを初め多国籍チームも多数存在する。

U18部門

GBB23にて初開催。
開催日までに18歳未満のビートボクサーが参加することのできる部門。現在はソロのみの開催となっている。

7 to Smoke

GBBのアフターパーティーとして開催され、誰でも出場可能。
最初にエントリー者全員がショーケースを行い、上位8名を選出。次にその8名で勝ち抜き方式の短いバトルを行い、最初に7回勝利したビートボクサーが優勝となる。
勝者は次回のGBBソロ部門への出場権を獲得できる。

賞金

当初は優勝者・優勝チームに大して景品はあったものの賞金が無かったが、景品に加えてGBB23から7 to Smokeを含めた全部門で優勝賞金が支払われることとなった。

開催履歴・各結果

GBB 2009

GBB 2010

GBB 2011

GBB 2012

GBB 2013

GBB 2014

GBB 2015

GBB 2016

GBB 2017

GBB 2018

GBB 2019

GBBWL 2020 Online

GBBWL 2021

GBB2023 TOKYO

GBB2024 TOKYO

GBB2025 TOKYO

脚注


Grand Beatbox Battle — Gydient Art & Design Direction

Grand Beatbox Battle — Gydient Art & Design Direction

Grand Beatbox Battle 2023 を一緒に見よう配信 DAY2 YouTube

Dlow 🇬🇧 GRAND BEATBOX BATTLE 2021 WORLD LEAGUE Judge Showcase

Grand Beatbox Battle — Gydient Art & Design Direction