兵庫県立丹波医療センター(ひょうごけんりつたんばいりょうセンター、英語: Hyogo Prefectural Tamba Medical Center、略称: Hyogo TMC)は、兵庫県丹波市にある公立の医療機関。
「兵庫県立柏原病院」と「柏原赤十字病院」が統合・移転した県立病院である。 また、「丹波市健康センター ミルネ」と「丹波市立看護専門学校」も併設されている。
概要
丹波医療圏の中核病院として、急性期から回復期および終末期までの幅広い医療を提供し、“ミルネ”と協力して「地域医療に関わる医療人の育成・教育拠点」として機能させることを目的に設立された。
27の診療科を有し、急性期204床、地域包括ケア45床、回復期リハビリテーション45床、緩和ケア22床、感染症4床の320床を持つ。さらに、人工透析を15床、クリーンルームを2室新設する。救急は初療室3室と診察室3室があり、屋上にヘリポートを設置。施設、設備の充実とともに重症患者の受け入れを積極的に行う。なお、災害発生時における兵庫県災害拠点病院にも指定されている。
行動指針を「世界標準の最良で安全な医療を提供していくこと」とし、“医学教育で勝負する病院”を目指すとしている。
また、隣接する丹波市健康センター“ミルネ”は、総合診療外来だけではなく在宅医療と健康増進にも携わり、当医療センターと一体的に機能させることで、これまでは実現できなかった広範な医療と健康・福祉・介護の連携による「オンリーワンの地域医療」のモデル構築を目指すとしている。
基本理念
- 地域医療の中核病院として良質で安全な医療を提供し、地域住⺠の健康に貢献する。
基本方針
(下記の出典)
- 世界標準の医療を提供する。
- 急性期から回復期、終末期までの幅広い医療を提供する。
- 救急と災害医療の拠点病院として医療を提供する。
- 多職種が協働して、信頼される患者中心の医療を提供する。
- 地域の医療機関や丹波市健康センターと連携し、最良の地域医療システムを構築する。
- 教え学びを病院の文化とし、地域医療に貢献できる医療人を育成する。
沿革
- 2019年(令和元年)
- 7月1日 - 兵庫県立柏原病院と柏原赤十字病院が統合・移転し開院。初代院長は秋田穂束。
- 2021年(令和3年)
- 3月31日 - 前身の兵庫県立柏原病院から8年間の院長職を務めた秋田穂束が退任し、同年4月より名誉院長となる。
- 4月1日 - 二代院長に西崎朗が就任。
- 2022年(令和4年)
- 4月1日 - 回復期リハビリテーション病床(45床)の運用開始。320床がフルオープン。
歴史
- 公立病院と日本赤十字社の病院との統合は、全国初の試みとして注目された。
診療科等
(下記の出典)
診療科
【 計27科 】
部門
- 看護部
- 看護部(臨床工学技士)
- 薬剤部
- リハビリテーション部
- 検査部
- 放射線部
- 栄養管理部
- 緩和ケア病棟
センター
- 血液浄化センター
- 人工関節センター
- 地域医療連携センター
- がん相談支援センター
- 地域医療教育センター
医療チーム
- 緩和ケアチーム
- 感染対策チーム(ICT)
- 褥瘡対策チーム
- 栄養サポートチーム
- 認知症ケアチーム
- ストーマ外来
- 糖尿病外来(糖尿病療養指導士)
- フットケア外来
- アドバンス助産師の助産支援
- DMAT(災害派遣医療チーム)
- ICLS(救命処置医療チーム)
医療機関の指定・認定
- 救急告示病院
- 兵庫DMAT指定病院
- 日本医学教育学会・機関会員
- 感染症学会認定研修施設(日本感染症学会)
- 病院総合診療専門医研修認定施設(日本病院総合診療医学会)
- 循環器研修施設(日本循環器学会)
- 研修教育施設(日本血液学会)
- 消化器病学会認定施設(日本消化器病学会)
- 専門医制度指定修練施設(認定施設)(日本消化器外科学会)
- 消化器内視鏡学会・指導施設(日本消化器内視鏡学会)
- 肝臓専門医制度・関連施設(日本肝臓学会)
- 認定指導医制度・指導施設(日本胆道学会)
- 腎臓学会認定教育施設(日本腎臓学会)
- 泌尿器科専門医教育施設(日本泌尿器科学会)
- 日本がん治療認定医機構・認定研修施設
- 放射線科専門医修練機関(日本医学放射線学会)
- 専門医研修施設(日本超音波医学会)
- 専門医制度認定准研修施設(日本口腔外科学会)
- 地域周産期病院
- 母体・胎児認定施設(日本周産期・新生児医学会)
認定専門医・専門看護師人数
交通アクセス
- 【鉄道】JR西日本 福知山線
- 「石生駅」下車、徒歩約20分。タクシーで約5分。
- 「柏原駅(特急こうのとり停車駅)」下車、タクシーで約10分。
- 【路線バス】神姫バス(ウイング神姫)
- 「石生駅西口バス停」より乗車、「丹波医療センターバス停」下車で約5分。
- 「柏原駅バス停」より乗車、「丹波医療センターバス停」下車で約10分。
- 【自動車】
- 「北近畿豊岡自動車道 氷上IC」より、車で南へ約5分。
- 無料駐車場:200台
ギャラリー
医療事故
- 2019年 - 男性患者(80代)が、当院で3月と11月にCT検査を受けたが、主治医や放射線科の医師が肺がんを見落とし、適切な処置を施さなかった。その後、別の病院で肺腺がんと診断された際にはすでに脳に転移していた。男性患者はその後2020年4月に死亡。同年12月、県が1125万円を支払うことで遺族と和解。
脚注
注釈
出典
関連項目
- 関連自治体
- 兵庫県
- 丹波市
- 関連施設
- 兵庫県立病院
- 兵庫県立柏原病院
- 柏原赤十字病院
- 丹波市健康センター ミルネ
- 丹波市立看護専門学校
- 主な指定・認定
- 救急告示病院
- 兵庫県災害拠点病院
- 臨床研修指定病院
- 地域医療支援病院
- へき地医療拠点病院
- がん診療連携拠点病院
- 第二種感染症指定医療機関
外部リンク
- 兵庫県立丹波医療センター【公式サイト】
- 兵庫県立丹波医療センター【公式Facebook】
- 丹波市健康センター ミルネ【公式サイト】(同敷地内・関連施設)
- 丹波市立看護専門学校【公式サイト】(同敷地内・隣接施設)




