金武観音寺(きんかんのんじ)は、沖縄県国頭郡金武町にある高野山真言宗の寺院。山号は「金峯山」。本尊は聖観音。寺社建造物の多くが太平洋戦争で消失した沖縄県下で、戦前の古い建築様式が残る貴重な木造建造物である。
沿革
伝承によれば、16世紀に日秀上人(にっしゅうしょうにん)により創建。16世紀前期、日秀上人が紀伊国より唐を目指した(「補陀落渡海により西方浄土を目指した」との説もある)が、遭難して琉球王国金武のフナヤ(富花港)に流れ着いた。その後、金武にある鍾乳洞を拠点とし布教活動を行い、観音寺を創建したと伝えられる。その鍾乳洞は日秀洞(にっしゅうどう)と呼ばれている。1934年(昭和9年)に火災により焼失した後、1942年(昭和17年)に再建されたものが現存する建造物である。
その他
- 1984年(昭和59年)6月1日、本堂が金武町の文化財に指定。
- 1991年(平成3年)12月24日、境内のフクギが金武町の文化財に指定。
関連項目
- 日本の寺院一覧
- 金武宮
外部リンク
- 髙橋康夫「補陀落渡海僧日秀上人と琉球 : 史書が創った日秀伝説」『沖縄文化研究= 沖縄文化研究』第37号、法政大学沖縄文化研究所、2011年3月、1-40頁、doi:10.15002/00007282、ISSN 1349-4015、NAID 120003142298。
- 金武町の見どころ 金武観音寺
- 金武町公式観光情報 観音寺
- 金武町役場 金武町指定文化財 観音寺[建設物]




